●第4章 メインキャラクター の秘密
【あらすじ】
いつも外に出る事が出来ず、館の中で退屈な日を過ごすプリマ。
でも今日はいつものと違ってちょっと特別な日でした。
館の中でパーティーが行われていたのです。
プリマはパーティーが大好き。
豪華なごちそうや、大好きなケーキがたくさん食べられるからです。
どのケーキを選ぼうか迷っていたプリマ。
ふとテーブルの上を見れば、客人が持ち込んだ「お酒」のビンがあるようです。
でもプリマにはそれが何か分かりませんでした。
なぜならこの館は、とある事情により「お酒」の持ち込みが禁じられているからです。
プリマ「これはなにかなー?」
プリマがビンを手に取ったその瞬間、
手が滑ってしまい落としてしまいました。
あたりに漂う、強いお酒の香り。
プリマ「ん~ぅ?なんかいい匂い~」
*「バカ!誰だお酒なんか持ち込んだのは!」
*「これがもしプリマ様に嗅がれてしまえば…」
プリマ「んにゃ~?」
s 一同「ひっ!」
プリマ「なんかいい気分だゃー」
プリマが天に手をかざした瞬間、パーティー会場にいくつもの竜巻が現れはじめました。
一同「逃げろぉ~!」
そう、プリマはお酒の匂いを嗅ぐと「暴走」してしまうのです。
それもそのはず、彼女はまだ14歳。そして魔法もまだ上手くありません。
暴走プリマが放った魔法によって崩壊していく城内…。
そのときプリマは正気に戻りました。
プリマ「ハッ!なに?なんなの!?館が崩れはじめてる!?」
プリマ「……………」
プリマ(…もしかして…これは館の外に逃げられるチャンスかも…?)
プリマ「よし、このスキに館から抜け出したる!」
崩壊していく城内の中で、館から抜け出し広大な世界へと旅立とう!
→FANCY PALACEを遊ぶ
キャラクター原案(素材):香月 清人(臼井の会)
設定構成 : 坂田 隆士
あらすじ構成 : 坂田 隆士、斉藤 新平